「くまもとひなママネット」は去る2014年11月29(土)~30(日)に行われたはあもにいフェスタ2014」(熊本市男女共同参画センターはあもにい)「ひなママまるしぇ」として出店いたしました。大変遅くなりましたが報告の記事をアップいたします。

ひなママネットは最近は会員の家庭の事情や転居などで忙しく活動が盛んではありませんが、2014春からはあもにいフェスタ実行委員会に担当者が出席し、広報の役割をお手伝いしながら準備を進めました。新しい会員が妊婦さんなのにもかかわらず商品の仕入れを担当してくれたり、何度も打ち合わせに顔を出してくれたメンバーがいたり、ありがたいことが沢山ありました。そしてなんとか当日を迎えられて本当によかったと思います。

ひなママまるしぇ」は普段は顔を合わすことのない避難者の出会いの場として、あるいは地元の方に私たちのことを伝えるいい機会になったと思います。美味しくて安全な食べ物を提供でき、わいわいと楽しい2日間でした。ご協力いただいたスタッフの方々、お店の方々、フェスタ実行委員会やはあもにいフェスタボランティアの方々に、この場を借りて御礼申し上げます。

1016889_815837995125734_5374522666375165755_n

以下当日の様子をレポートします。

【展示】
パネルは3枚用意しました。展示は昨年のものを再利用しましたが、訴えたいことは立ち上げ当初から変わりません。私たちのいのちを守り子どもたちに安全な環境を伝えていくためにできることを、私たちも市民の皆さんと一緒に考えました。展示の写真は撮り忘れました、すみません。

ひなママまるしぇ@はあもにいフェスタ

販売、配布】
避難者が立ち上げた店の、あるいは理解ある地元の方の地産地消の食品の販売のほか、放射能に関するパネル展示、ひなママの声や暮らしの知恵を集めた「ひなまんま」・避難者のためのお役立ちサイト「くまもとぐらし」リーフレット・川内原発再稼働を考えるグリーンピースのパンフレットの配布をしました。

販売したのは以下のものです。
つなぐカフェ『とぅから家。』...パウンドケーキとクッキー
ごぱん屋 うっでぃーのガリガリ
cafe Arbaroのパン、焼き菓子、麹
⭐南阿蘇高森のねこじたやのハーブソルト
雑誌『ママレボ』各号
さよなら原発ステッカー


今回作成したひなんママたちの声を集めたリーフレット「ひなまんま」はこちら。(画像が不鮮明ですみません)
P4

P3

両日とも大勢の一般市民の方にお立ち寄りいただき、楽しい2日間となりました。

10687216_824643267578540_2533120964454144085_nひなまんま」と「くまもとぐらし」配布の様子

kagoshima_flyerグリーンピースのリーフレット

thさよなら原発ステッカー


11/29の夕方には、環境教育NPO緑の生活(くらし)ネットワーク主催の「朝日のあたる家」上映会がありましたので、そちらにスタッフで残れる人は合流しました。原発避難を経験した者にとっては、胸に迫る感動の上映会となりました。
これは映画の話ではありません。実際に福島をはじめとする東日本の各地で、こういうことが起こったのです。そして、これからもまた起こるかもしれないのです。私たちの経験を無駄にしたくないと、我々は考えています。
日の当たる-1