こももです。

チェルノブイリについて、恐ろしい原発事故が起こった場所だと言うことはもちろん知っていましたが、
それ以外の、地理的なことや、経済状況など、知らないことがたくさんありました。

そういったことも含めて詳しく事故後から現在までのお話をうかがうことで、
福島第一原発事故との比較がよりしやすくなり、
チェルノブイリを参考に学べることと、
日本のケースには当てはまらないことと、
情報のふるいわけがしやすくなりました。

お話と、質疑応答も含めて聞いて一番感じたのは、
チェルノブイリ事故からもう25年以上たっているのに、健康被害については未だにわからないことがたくさんあって、わからないからこそ、きちんと警戒して注意しなければならないんだということです。
分からないからといって過剰に恐れたり、あきらめて無関心になるのではなく、
常に自分達の体調や環境の状態に関心を持ち、
負担にならない程度の続けられる範囲で安全面のチェックをすることが大切だと思います。

チェルノブイリ周辺の人たちは25年以上も不安な日々を送ってきて、これからもそれはずっと続いていきます。

残念ながら日本もそれと同じ状態になってしまったわけですが、
放射能との共存を明るく健康的に乗り切るにはどうすればいいのか、
自分なりに考えるきっかけを与えてくれたお話会でした。