こんばんは、メンバーのkumikoです。
今夜は息子が21時に寝てくれたので、ブログ書きも楽々♪
幸せです。早寝っていいなぁ、と感動しています。
(いつもは宵っ張りで、かなり夜更かし親子なので)

息子がこんなに早く寝たのは、日中とってもたくさん遊んだから。
今日はほかの避難親子と4組で、近場の温泉に行ってきたのです。

芝生の広場でアスレチックをしたり、眺めのいい食堂でお昼食べたり、
記念写真を撮ったり。
そしてもちろん、気持ちの良い温泉を楽しみました!
露天風呂は眺めがよくて、有明海の向こうに普賢岳が望めましたよ。
市内からさほど遠くないのに、ちょっと山を越えたら海、というのがなんだか
すごい。
山の斜面にはミカンの木がたくさん植わっていて、オレンジの実がいっぱい生っていて
おいしそうでした♪
海には海苔の養殖用の柵?が沢山並んでいました。
同じ日本でも、土地が変われば景観が違って面白いです。
私のいた東京は、関東平野で山も海も遠かったですから。

子供たちは遠出に大喜びで、お友達とめいっぱい遊び、はしゃぎ、とりあい、押し合い、喧嘩し、
泣き、ふてくされ、笑い、はしり、転び、泣き、笑い、大忙しでした。
母たちもそんな子供たちを見守り、楽しそうな様子に目を細め、写真を撮り、世話をしながら
母親同士のおしゃべりもたくさん出来て、とてもよかったです。

帰りには自然栽培ミカンをお土産に買って、海沿いの道をバスで帰りました。
とっても楽しい遠足でした。


私は、熊本がますます好きになってきました。
住めば住むほど、土地に愛着がわいていきます。
そして、ここで出会った仲間も、より大切に大好きになっていきます。

その一方で、私は、長年住んだ東京のことがやっぱり大好きで、大切で、
家に戻れないことが、今もとても辛かったりします。

以前はあまり、避難先である熊本に馴染もうという気持ちになれませんでした。
 自分の居場所はここじゃない、私が居たいのはここじゃない、
私の家は故郷にある、私の家族は故郷にいる、私の仲間も故郷にいる。
・・・どうしても、そう思ってしまって、 避難生活に前向きになれなかったのです。
そんな気持ちで過ごしていると、いつもよそ者気分で、寂しい毎日です。

地震や原発事故で失ったものはあまりに大きく、そんな簡単に立ち直れるものでは
なかったし、
実際いまも、立ち直り切れては、いません。

だけど最近、楽しいことが多いです、熊本での生活。
きょうの遠足もとても楽しくって、行けて本当に良かったと思っています。

放射能汚染は悲劇で、あってはならないことで、起こるべきでは間違いなくなかったと思います。
事故前の生活に戻れたら、と、何度も何度も思っては、ため息をついています。
でも私は、避難を通じてこの新しい土地、新しい仲間に出会えたことを、とても幸せにも感じているのです。
多くを失ってしまったけれど、新たに多くのものを得ました。
だから、故郷を想う気持ちはそれとして、
熊本での生活も、大切にしていこうと思います。
先の見えない避難生活でも、大切に過ごすことが、人生を愛することになるんじゃないかな、なんて、
温泉から帰ってきて、ふと感じた今日でした。

広い風呂とおしゃべりは、癒し効果抜群です!また大勢で行きたい、温泉☆